飯之倉の新幹線近くに里人から「お大師様」という愛称で呼ばれ、背後の巨岩の岸壁に直接梵字が13刻まれたところにあります。正式には岩山寺といい現在浄土宗極楽寺の管理下にあり、いつの時代に刻まれたものか不明ですが、一説には江戸時代ともいわれており、中世の十三仏信仰の名残りを伝えているものと思われます。現在笠松四国八十八ケ所の札所としても知られており、春秋の彼岸の頃には数多くのお遍路さんの姿が見られます。
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岩山寺梵字
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